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ラインチャートトレード検証結果報告(1週目)
それでは、ラインチャートトレード1週目の検証結果を報告していきます。

損益 獲得pips
2021.01.22 -19824円 -19.1pips
2021.01.25 -19401円 -18.7pips
2021.01.27 15690円 15.1pips
2021.01.27 1041円 1pips
2021.01.29 -2097円 2pips

合計残高 96629円
1週目では上記のような結果になりました。
2021.01.29の売り注文は、履歴を見ていただくとわかりますが、
指値注文を仕掛けようとして、成り行き注文を間違えて仕掛けた誤発注になります。
自分の意図していない注文を出してしまった場合、デモトレードであれ、リアルトレードであれ、
筆者はすぐに決済するようにしています。
根拠のない取引は、デモトレードであれば検証する意味がなくなり、リアルトレードであれば損失を出した時のトレード戦略の過ちや、自分の納得できる利益を出せた時には何故上手くいったのかを判断する材料にならず次回のトレードに活かせないからです。
自分なりの根拠を発注する前に決め、その根拠を意識して取引することで、
取引している過程の中で、新たな発見や疑問に思うこと、改善点等が必然的に出てくるはずです。
例えば、今回の検証している段階で気づいたことがありました。
疑問.トレイリングストップ(手動)を置く位置に根拠があるのか?

上昇トレンドであれば、「現在の終値が過去の、高い水準の終値(白線)に達していくごとに、
損切の逆指値注文を直近につけた、過去の次に低い水準の終値に移動して、
資金を減らすリスクを狭めながら利益を最大化していきます」としていました。
これは、目標値に到達してから直近につけた、
過去の次に低い水準の終値に損切の逆指値注文の価格を変更するという手順を踏むことにより、
上昇トレンドの起点となる押し目に自然と、損切の逆指値注文を位置付けることができ、すぐに損切の逆指値に引っかかるといったことが起きにくくなります。
発見. 現在の終値が目標値に到達したとしても、1時間足だけでは短期的なトレンドの継続を判断する押し目や戻り目を判断する材料が足らず、利益を最大化していく過程の中で難しい状況がある。
つまりは、検証していく過程の中で、1時間足だけを確認し戻り目を待ち続けては、利益を最大化できない状況がありました。一直線上に暴落するといった局面です。暴落した分反発し価格が戻ってくるような状況になり、現在の終値が目標値に到達したとしても、判断する材料(押し目、戻り目)がなければトレイリングストップを手動でしていくことができないので利が伸びないというわけです。上記のラインチャートトレード検証結果報告1週目の1月27日のEUR/USDで1041円の利益を確定しているのが悪い例です。4万円の含み益になったとしても1041円にしかなりません。上記の取引履歴と下記の画像がその一部始終なので確認していただくとわかると思います。
改善点. 1時間足だけを確認するのではなく、状況によっては下位足を細かく確認していく。
そのような場合は、1時間足より下位の時間軸(30分、15分、5分、1分)を確認するとトレンド継続の目安となる切り下げ(下落トレンド)、切り上げ(上昇トレンド)が見つかったりします。
1時間足ラインチャートの戻り目

下落トレンド(小)を順張りしていくにあたり、目安となる戻り目は1時間足では2つありますが、
15分足ラインチャートの戻り目

15分足のラインチャートでは下落の起点になっている戻り目が、5つあります。
上記の画像からわかる通り、相場はフラクタル構造になっており、
上位足(月足、週足、日足等)、で確認できない細々とした値動きが、
中期足(4時間足、1時間足、30分足等)で把握でき、
中期足で確認できない細々とした値動きが、
下位足(15分足、5分足、1分足等)で把握できます。
例) 1時間足

1時間足では、戻り目が1つでも、
例) 15分足

15分足の下落トレンドでは、戻り目が2つになっていたりするのです。
暴落局面や急騰局面などで、
押し目や戻り目などのトレンドの継続を判断する材料が見つからない場合1時間足だけを確認するのではなく、
状況によっては下位足を細かく確認していくことにより、
押し目や戻り目が把握できる場合があるので、
手動によるトレイリングストップで、利益を効率よく最大化できるかもしれません。
しかしながら、時間軸が短すぎてしまうと値動きによるだましも増えてしまうので、あくまで、1時間足で押し目や戻り目が把握できない場合に限りの最終手段です。
2週目は、この改善点を踏まえながらラインチャートを使ったトレイリングストップトレードで、
利益を効率よく最大化できるか検証していきます。
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