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4年目[主観的な思い込みを捨てる]編
脱!損切貧乏!!「手法が全てだ!という固定観念を捨て、リスクを分散させることに重点を置く。」
まず、元本を増やすうえで手法の期待値がプラスであるということは大前提です。
これが出来ていないと元本を増やしたくとも増えません。
筆者は手法の期待値が大前提としてプラスであり、単純に勝率やリスクリワードが高ければ実際の相場でも勝てるようになる。手法が全てだと思っていました。しかし、客観的な視点を持ったことで、例外に氣付く事が出来ました。
それは、相場にはレンジ相場とトレンド相場の2種類があるということ、「そんなの当たり前だよ」と思うかもしれませんが、相場全体で考えた時に意外と見落としやすいです。
特に、一つの手法と、一つの通貨ペアで取引している方に当てはまりやすいと思います。
筆者も、以前はそうでした。
筆者は、トレンド相場に追従していく順張りの手法で、主にダウ理論の定義に従ったトレンド相場が続く限り長く保有する中期足のスイングトレードで取引をおこなっています。
トレンド相場で、期待値がプラスになる順張り手法であれば、ForexTester(VIPデータ)の検証結果だけではなくリアルトレードでも、手法の優位性が顕著に表れて利益は出ることがありますが、逆にレンジ相場で順張りの手法をしていては優位性はないです。
トレンドと認識していたが、レンジ相場だと判断した市場参加者多く、多勢に無勢!
否定されて損切りをしなければならない状況が出てきます。
逆張りトレーダーは、その逆です。
様々な通貨ペアや金融商品も幅広く年別で見ていくと、レンジ相場が長期間続いていたり、トレンド相場が短期間しか続かなかったりと、一つの手法(順張りのみや逆張りのみ)に依存しながら1つの通貨ペアで年間トータルで勝ち続けることは難しくなります。
そこで筆者は、FXの口座資金を減らすリスクを出来る限り分散させるために、「様々な通貨ペアでの取引を分析しながら行なっていこう」と考え方180度変えて取引をしてみました。
第1回の1万円チャレンジ1~1万円チャレンジ46を読んで頂けるとお分かりになられるかとは思います。
結果は、ドル円だけでは1万円を2倍の2万円台にするのに3か月以上かかりましたが、
考え方を改めた2022年の12月22日から複数の通貨ペアで取引した第3回の1万円チャレンジ187~1万円チャレンジ191では、計7回取引し、一度も損切とならずに5営業日(証券会社が営業していて取引できる5日間)で5769円を2万円台にする事が出来ています。
前提として、ドル円(1つの通貨ペア)だけで取引する時も、複数の通貨ペアで取引する時も、リスク(許容損失)は同じなので、闇雲にロットを上げたりして短期間で増やそうともしていません。
ドル円だけの取引では、2万円台にするのに3か月
複数の通貨ペアの取引では、2万円台にするのにたったの5日です。
2万円台にする為に使った取引期間の差に違いが顕著に見られますよね?
それぞれトレーダーの考え方や手法等によっては個人差があり一概に言えることではありませんが、
少なくとも筆者は、一つの通貨ペアで取引することを辞めて、
自分なりのポートフォリオ(通貨や金融商品の組み合わせ)を手法の期待値と照らし合わせて総合的に考えながら、リスクを分散させる事に重点を置いたので、以前よりも継続的に利益が得られています。
筆者のポートフォリオは、日本国内に居ながらも情報が比較的得られやすい、クロス円、ドルストレートのメジャーな通貨ペアを中心に取引をしています。
自分が理解できている金融商品や通貨で取引することも大事な事なのかも知れません。
大口の投機筋や機関投資家のポジションを把握して取引をする事
テクニカル分析や、ファンダメンタルズ分析、基礎的な事は理解できていても、マーケットにおいて最も重要な事を忘れていませんか?
そうです、以前の筆者も全く意識せずに取引しておりました。
しかし、意識をして自分なりに通貨の値動き、ポジション情報、相場に勢いが出た時の経緯を調べて理解しながら取引できるようになってからは、試行回数が少なくまだ短期間ではありますが、継続的に利益を出せています。
その意識すべき事とは、相場を動かしている大口の投機筋や機関投資家のポジションを把握して取引をする事です。
大口の投機筋や機関投資家がポジションを保有したとしても、他の市場参加者には把握されにくいリクイディティ(市場の流動性)が高いメジャーな通貨ペアで取引をし、IMM(International Monetary Market)シカゴ通貨先物のポジションデータ等を参考に、何故、相場を動かしている人たちはそのポジションを保有するのか?
そのポジションを保有するに至った経緯にある意味を理解して取引していくことが、筆者が継続的に勝てるようになった理由の1つでもあります。
一個人が大口のポジションを完全に理解でき、取引において最も最善の選択をできるようになる訳ではないですが、筆者のFXリアルトレードでの経験からもわかる通り、アマチュアから離れてプロに続いていくので大勝ちすることは少ないですが、自然と負けにくくなるということだけは実際の相場で取引した経験からも言えることは確かです。
証券会社の特徴や違いをよく理解して、自分に合った口座で取引をする。
筆者はボーナスを受け取らない口座で取引しており、残高等の横にcredit(クレジット)表記がありません。証券会社によっては、ボーナスが沢山貰えたり、スプレッドが狭かったりと様々ですが、
筆者も活用しているXMという海外の大手証券会社は、最小でスプレッドが0で取引できるZeroスプレッド口座があり、
筆者と同様に待機注文(指値や逆指値から注文を入れて待機)をして取引する方にとっては、指定したレートで取引しやすい事や、トレンド方向へ高値や安値が更新していないのに、スプレッド分が加味される事により、待機注文が約定されて相場のダマシに合う事もスプレッドがある口座よりも、Zero口座の方が比較的に少ないです。
その他にも、極限まで抑えられたスプレッド、少ない元本を大きく増やす可能性に秘めた最高レバレッジ1000倍、スワップフリー(スワップ金利なし)で取引だけに集中できる極口座もあります。
どんな時もリスクとは常に隣り合わせですが、自分のトレードスタイルに合った証券会社を選ぶことも継続的に勝つ為の秘訣だったりもします。
まとめ
失敗を深く反省し、考え方を改めたことにより、
4年目もトータルでプラスにすることが出来ました。
FX歴5年目の抱負と致しましては、FXだけで税金を納付出来るような額まで稼ぐことを目標にしていきます。
具体的な金額の目標とかはないので、
継続的に利益を出し続ける。
そのことを念頭に2023年も本氣で頑張っていきます。
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