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1.なるべく大きな波(長期足)には逆らわない
※なるべくとしたのは、絶対ではないということです。
相場はフラクタル構造(全体を構成する要素の一部)であり、
基本的に順張りをする場合は、
相場の方向が、長期足の流れに沿って、中期足や短期足が連動しているので大きな波(長期足)には逆らわずに取引した方がpipsは大きく獲やすいです。
ですが、先にトレンド転換や継続(調整波や推進波)の合図を教えてくれるのは、短期足からです。
相場の方向(力) 大きい 長期足>中期足>短期足 小さい
(長期足が中期足よりも相場の方向への力が大きい。中期足が短期足よりも相場の方向への力が大きい)
トレンド転換や継続の合図(速さ) 速い 短期足>中期足>長期足 遅い
(短期足が中期足よりもトレンド転換や継続の合図が速い。中期足が長期足よりもトレンド転換や継続の合図が速い)
つまりは、
長期足で相場の方向への力が強かったとしても、場合によって、
短期足でトレンド転換や継続の合図が、長期足よりもいち早く知らせてくれるので、短期的に需要、供給過多による逆張りを狙うことがあり、なるべくと表現しました。
ですが、長期に比べれば獲得できる値幅も限られているので、相場の流れの転換や継続を探るためにあえて逆張りをしていると思ってください。その為に、筆者は、リスクヘッジをしながら多少の損失も受け入れております。
長期足が上昇トレンドの場合、
逆方向に中期足が、下落トレンドへと流れが転換しない限りは、大きな値幅を獲得できる確率が高い長期上昇トレンドの流れに追従していくのが無難です。
2.勝つ(利益を得る)ことよりも大きく負けない(損失を小さくする)ことを重視
利益を管理することはできませんが、損失を管理することはできます。
損失を小さくしていくことを心掛けていれば、自然と損小利大のトレードをすることができます。
3.期待値のある取引で規律を守る
期待値のある取引は、確率的に損失よりも利益が多く、他の市場参加者に対して取引に優位性があります。
期待値のある取引で、決められた規律を守ると相場から恩恵を受け、規律を破ると、言葉は悪いですがカモにされてしまいます。
4.心掛けていても、毎年トータルでプラスになるわけではないこと
時として、期待値は変動します。
その年が、たまたま悪い結果になったとしてもトレードを振り返り、なぜ悪い結果になったのか分析や検証をし次のトレードに活かすことが大事だと思います。
5.年間トータルで利益を増やしていくことを考えた場合、次の年もその通貨で稼げるとは限らないので、リスクを減らすために監視する通貨を年毎に1通貨、選定をする
筆者は、様々な通貨をメインとは別のモニターで、一番期間が長い月足を表示しており、
高い水準かつ、直近の高値を更新してから伸びきっていない通貨を選定しています。長期的にダウ理論の定義上、多くの市場参加者が上昇トレンドと認識できる、高値と安値の切り上げを判断できるポイントです。
長期足で、上昇トレンドを認識したら、中期足を監視し、短期的な値動きでの上昇トレンドを狙って部分的に決済を繰り返すことで利益を積み上げています。
筆者は、長期では下落トレンドによるショートは狙いません。
理由は単純でロングに比べて、ショートは保有期間が短いことや、ドル/円ならば
経済力、軍事力共に、世界一の基軸通貨であるドルの方が安定しているからです。
ですので、通貨を選定する時には長期的な下落トレンドになっている通貨は避けるようにしています。
短期や中期の下落トレンドによるショートは、あくまでも調整波の終点を探るうえで活用しているだけです。
筆者は、長期的な上昇トレンドでロングをよく狙います。
その名前の由来通り、長期的な上昇トレンドでロングを狙う方が、下落にかける期間よりも上昇する期間が長いので、
長い期間をかけて複利効果を最大限、活かすことができるからです。
上記のことを心掛けながら、日々、筆者はトレードをおこなっています。
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